塗料・塗膜形成技術

色違い

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塗装トラブルと対策
【色違い】  
英語名:color unmatching

欠陥用語 色違い
英語名 color unmatching
類語 彩色違い
発生工程 塗装、乾燥・硬化
現象 指定の色に仕上がらないこと。
発生原因 C:塗料
・顔料の組合せが間違っている(顔料の選定ミス)。
・調色時の色合わせが間違っている。
・隠ペい力が不足している(顔料の選定が間違っている)。
・顔料が凝集している。
・顔料が沈降しており、攪拌しても容易に再分散しない。
・希釈溶剤の溶解力が不足している。
・塗料の攪拌が不足している(塗料が沈降している場合がある)。
D:塗装機
・塗装機(方式)の選定が間違っている。
E:塗装条件
・色合わせの時と実際の塗装時の塗装条件が異なる。
・塗り回数が少なく塗膜が薄いため、隠ペいされていない。
G:乾焼・硬化条件
・焼付けすぎている。
・色合わせの時と実際の時とで乾燥方式が異なる。
H:その他
・異なる光源で色を比較している。
対策方法 ・顔料を適正な組合せに変更する。
・正確な色合わせをする。
・顔料の選定を再度正確に行う。
・十分に攪拌する。
・新しい塗料に替える。
・溶解カの高い指定された希釈溶剤を使用する。
・色が十分に混ざるまで攪拌を行う。
・指定の塗装方式に変更する。
・実際の塗装条件に合わせた調色を塗料メーカーに依頼する。
・塗り回数を増やし、規定の塗膜厚まで塗装する。
・焼付温度、時間を調べ、仕様通りの焼付けを行う。
・実際の焼付条件に合わせた調色、乾燥をする。
・標準光源を使用する。(予め関係者間で色判定方法を決定しておくこと)。
確認方法及び使用機器 目視、色差測定、色味測定、色差計
対策商品 自動調色機 CCM 塗料分散機 揺動型分散機 色差計 カラーガイド

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